今上陛下の生前退位に関して

天皇陛下の生前退位についての有識者会議が進められているとの報道がされています。私などが意見を述べる立場でない事は、重々承知しています。

今上陛下の発言を拝読させて頂き、国事行為に加えて、国民の気持に寄り添ったご訪問や慰霊は、国民を愛する極めて広い大御心によるものであり、それらは重要な仕事であり、陛下御自身が減らすつもりはないものであるとの考えを伺わせて頂きました。それ故に、高齢などにより、十分に公務が出来なくなった場合は、退位(実質的には譲位と考えます)して、天皇としての公務を果たせる方にお任せしたい、天皇ご自身がなすべき公務のゆえに摂政を置く事は考えないという御趣旨であったと思います。また重い病などにかかった時に国家ならびに国民に負担や心配をかけたくないという極めて深い御心もお示し頂きました。

しかし、未だに摂政を置けばよいとか、公務を減らせばよいとか、権威が二元化するとか、一向に議論が進みません。天皇は日本国の象徴であり、神道の祭祀長です。私共は、天皇がこのように発言される重大性をよく考え、その御発言が実現されるよう、政府は取り扱うべきでないかと思います。かつて英国国王は自ら国王を退位しました。またキリスト教の法王も退位されました。事情は違いますが、天皇の御発言は、それらよりも広く深い御心からのものと思います。速やかに今上陛下の御発言に沿った法整備・体制を進める事が国民の義務であると考えます。

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