ポピュリズム、グローバリズム、酉年にトリを取るものは?

新年あけましておめでとうございます。

昨年は、アメリカ大統領選でトランプ氏が多くの予想を裏切って勝利を果たしました。これをポピュリズムの勝利と呼ぶ方もいれば、グローバリズムの限界が見えてきた事による米国民の新しい選択とみる考え方もあります。グローバリズムとは、世界が一つとなって発展する夢に近く魅力的ですが、世界の現実をみると、国境を超えて活動する企業が、安い労働力の国に進出し、しかも利益はタックスヘイブンを使い税金は殆ど払わず、国はラストベルト(錆びた街)ならぬラストネーション(錆びた国)になりかねない恐れがあります。また世界に自国の思想を押し付ける事で、かえって世界に紛争が広まり、結果として難民が増加し、その対応に苦しむことになるという理想とはかけ離れた事態もあります。

アメリカファーストを掲げるトランプ次期大統領の勝利、イギリスのEU離脱も単純なグローバリズムに任せているだけではだめとの危機感の表れではないかと思います。まず自国の経済を立て直し、生活の安定を図ることからスタートだと思います。日本は、現在、大変な借金を背負っています。日本もまず自国の経済を立て直す。法人税が高いと言われていますが、グローバリズムの恩恵か、大企業ほど実効税率は低い状況です。(下表参考) 昨年は世界的大企業アップルが税率として0.005%2014年分)しか税金を外国に納めていないとして問題になりました。国の構成体である企業は、利益は自国に納税する事が大切であると思います。

 

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また最低、自国は自分で守ることが必要と思います。国を守れずして企業どころか国民も生活する事ができません。昨年の日ロ首脳会談は何の成果もありませんでした。北方2島にミサイルを配備するかと聞かれて、はいと言っては返還されないのも当然でしょう。トランプ大統領はオバマケアは廃止すると述べています。日本は1956年の日ソ共同宣言の折にダレス米国務長官の指摘もうけ、平和条約締結に至りませんでした。日本は外交においてもオバマケアから独立していく事が必要でしょう。幸いにも今後の米ロの首脳はお互いを認め合っていますので、日本は日本国憲法制定70年にあたり、時代に応じた見直しが必要と思います。

2017年は、表にあるように、世界各国で選挙や大会があり、大きな変化が予想されます。

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英国のベンサムにいわく、最低の政治家は世論に反抗する。次に劣った政治家は世論に追随する(いわゆるポピュリスト、政治屋)。最良の政治家は世論をリードする(ステーツマン、政治家)との事です。今年一年、この国がよくなることを願って活動したいと思っています。よろしくお願いいたします。

 

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