POST-TRUTHとPOST-TRUMP(ポストトランプ)

 日本の昨年の流行語には、保育園落ちた日本死ねとか二重国籍とかマイナス金利とか議論を醸す言葉もありました。米英では、昨年注目された新語はPOST-TRUTHという言葉です。分かりにくい言葉ですが、人の感情に訴えるような真実でない発言や意見などが、事実よりも影響を与える状況を意味する言葉だそうです。例としては、英国がEUを離脱すればその拠出金は英国自身の医療充実に使用できるとか、アメリカがイラクを攻撃したため、テロリストが生まれたので、オバマ前大統領がイスラム国を作ったいう話などです。

 まもなく、アメリカにはトランプ大統領が誕生します。オバマ前大統領は核なき世界を目指すと言いいつつ自国で核実験を実施しました。また北朝鮮の核開発に対して何もできませんでした。またシリアでの化学兵器使用に対し武力を行使すると言い、見送りました。

 また地球全体の自由確保と環境問題、自国の発展に取り組む姿勢を見せてきました。しかし、国境を越えて活動する多国籍企業の前に無力であり、アメリカの国力は弱まるばかりで、この20年の日米中のGDPを見れば、多国籍企業と野心的国家の前には無力でした。

日米中のGDP

 まさに今までの時代こそ、POST-TRUTHまたは、POST-SPEECHの時代かもしれません。次期トランプ大統領は就任後、直ちに大統領令を出すと言われています。それは効果などないと考えるTPPの離脱かもしれません。国境を越えての自由な活動を目指すグローバリズムの言葉そのものがPOST-TRUTHだったかもしれません。環境問題では、CO2排出による地球温暖化は、図のように最大の排出国は米中の2国です。地球温暖化が事実なら、この2国が率先して取り組むべきでしょう。さもなくば、これもまたPOST-TRUTH 事象でしょう。

CO2排出量

 トランプ大統領は、極めて正直な大統領のように思えます。今までのアメリカから変わり、言動と行動が一致する国になる気がします。アメリカがBEFORE-TRUPAFTER-TRUMPまたはPOST-TRUMPとして新時代になる事を期待しています。

 日本も同じように、国の産業を発展させずして、消費税を増税したり、カジノを推進しても財政がよくなる事などありえません。また少子高齢化が急速に進んでいるのに、年金維持はできるはずもありません。アベノミクスは道半ば、まさにPOST-TRUTH。憲法9条があるから戦争がなかった、平和が守れた、POST-TRUTHの最たるものだと思います。今日、明日にでも尖閣上陸、台湾進攻、南シナ海封鎖の突発事象があるかもしれません。日本も正直に将来を考える時代がきたと思います。

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