北朝鮮の脅威と憲法改正

 憲法9条は、現実の世界を踏まえると改正すべきです。ただ9条は、戦後当時の幣原首相が、マッカーサー司令官に天皇制を守るために提案したものです。それを受け、戦力の不保持・自衛権の放棄までマッカーサーは提案しましたが、民生局は自衛権の放棄については削除しました。さらに日本の国会で芦田修正により第2項で自衛のための戦力の不保持・交戦権の放棄については曖昧なように修正し、これは民生局も否定しませんでした。つまり一番の問題である憲法9条は、米国の悪意とは言えないと思います。ただ世界から戦争がなくなるという当時の理想主義者の考え方はあまりにも現実から離れていました。誰が現在の北朝鮮や中国の脅威を予想したでしょうか。また朝鮮戦争時に日本に再軍備を要請したのに、断ったのは日本政府です。

 現在の問題は、現状に対処できない日本そのものの姿勢です。現在の総理は結党以来の理念を忘れ、ただ支持率を維持するために、身内を使って忖度させて籠池学園に安く国有地を払い下げたり、今回は友人のため今治市の土地を無償で提供させました。支持率を取るためだけに官僚の権限を奪い、国有財産を私物化しています。しかも自民党内からは誰も文句も言えず、官房長官は育ちの良いお坊ちゃまの尻ぬぐいに汲々としています。誰が見ても自衛隊は自衛のための戦力ですし、また自衛のための戦力は常に維持し、自衛のために戦わなくてはいけないことは明確です。総理は、9条2項を自衛のための戦力は保持するとの改正に持ち込む勇気はないようです。何のための憲法、何のための政治か、単なるトップにいて、地位を守っていればいいように見えます。勇気なき政治家、地位の悪用のみを行う政治家は去るべきだと思います。

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